水切り |
花の茎を潰さないよう、よく切れるはさみやナイフを使います。水中で茎を2〜3p切ります。2〜3回繰り返し、そのまま暫く水に浸けたままにします。ほとんどの花に適しています。 |
湯上げ |
根元を5〜10p出し、花は紙で包んでおきます。バケツに底から2〜3p程熱湯を入れ、花に熱気がかからないよう注意しながら、切り口を20〜30秒浸けた後、すばやくバケツの水の中に入れ、そのまま暫く休ませます。 |
水折り |
水中で根元から2〜3pのところを手で折ります。はさみで切るより切り口がギザギザになり、一層水を吸い上げやすくなります。茎の繊維が丈夫なキク等の花に適しています。 |
焼 く |
濡れた紙で花を包み、根元2p程を真っ赤になるまで焼き、炭になったらすぐにバケツの水の中に入れてショックを与えると、花の先まで水があがります。又、バクテリア等の細菌の繁殖も防ぎます。
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逆 水 |
花は葉の裏側からも水分が蒸発します。花を逆さにして、花に水がかからないよう、少し斜めにして持ち、根元の方からジョウロ等で水をかけます。 |
深 水 |
紙で花をきっちりと包み、水をいれた細身の容器に、花を真っ直ぐに立てて入れます。花丈の半分以上が水に浸かるようにして3〜4時間おきます。これは水圧を利用して水揚げする方法です。 |
浅 水 |
もともと水の吸収の良い花は、水を入れ過ぎると、早く咲ききってしまいます。水揚げは容器の底から2〜3pの水で良いでしょう。 |